例えばあの日野原先生のように、相当な御高齢になっても医師活動をされていた方もいらっしゃったわけでありますので、あくまでも、それは、他国との比較をするときには、今委員おっしゃったように、ベースを合わせるという必要性はあるんだろうと思いますが、日本の国内における今後を見通す中において、現状、六十代、七十代、八十代でも一定働かれているんであれば、そういう前提を置いて試算すること自体はそんな不自然なことではないのではないかというふうに
加藤勝信
ところが、あなた方がやったことがどういうことにつながったかというと、あの有名な国際聖路加病院、日野原先生が大変活躍された国際聖路加病院に、今言ったように、その八十時間のことがきっかけかどうか知りませんけど入っていって、結果が何になったかというと、土曜日の外来診療科目を三十四から十四に減らされたんですよ。
木村義雄
また、子供の意思について言えば、聖路加国際病院名誉院長の日野原先生、百歳を迎えられた頃に、いのちの授業を終えたとき、おっしゃったことが非常に印象的に私その言葉が残っているんですが、年の差は九十歳、だけど子供たちは命の尊さを理解してくれた、十歳ってもう十分に大人なんですねというふうにおっしゃられたんですね。
高階恵美子
次の二十一ページにつきまして、日野原先生も、聖路加の理事長でございますけれども、医師不足のときに、二〇〇九年のときに、提言として、医師を増やしても余り益はなく、中間職種、保助看法を変えて、中間職種のNPの創設が非常に有効であろうということで提言されております。
次のページをおめくりください。
前原正明
また、この間、日野原先生の御提言もありましたけれども、今、医師の絶対数が不足しているときに、今から七年もじっと待っておられぬ、そのためにはどういう手口があるかを考えるべきだと有識者会議で言われましたのも、我々としては参考にさせていただかねばならぬと思っております。
麻生太郎
そして、お三人にお答えいただいてから、日野原先生にはまた次の、現在の医療保険制度の問題、そして三和代表と、また三和参考人というふうな、御質問にお答えいただきたいと存じます。
よろしいでしょうか。じゃ、日野原参考人の方から、まず自己決定権、高齢者の自己決定権という問題につきまして御意見をちょうだいしたいと思います。
清水嘉与子
日野原先生にはもう圧倒され通したわけでございますけれども、何から本当伺っていいかなとちょっと悩んでおったわけなんですが、本当に、我々、ずっとずっと下の者でもしっかり頑張っていかなくちゃいけないなというメッセージを受け取ったわけでございますが、今先生がやっていらっしゃる新老人運動という形の中で、七十五歳未満の方々にもお声掛けをして今活動もスタートをされていらっしゃるわけですよね。
山本香苗
○小林美恵子君 あと、日野原先生と三和代表にお伺いしたいんですけれども、日野原先生、お医者さんという立場でもあるかと思いますので、それこそ高齢者の皆さんが安心して生活できる医療や介護という点でも不可分だと思うんですね。安心して医療や介護を受けることができるようにするという点でいきますと、現状の医療、介護の制度について先生はどのような御感想、御意見をお持ちかというのをお聞きしたいと思うんです。
小林美恵子
これは、資料の中に、十九ページ以降ですね、聖路加病院の日野原先生であったり、あるいはその後、二十三ページ、二十五ページ等に、麻酔看護師の取り扱いやあるいは諸外国の看護師についての取り組み方、ちょっと資料をつけさせていただきました。
柚木道義
まずそのことを指摘しておいて、二〇〇六年の「厚生労働」二月号の中で、聖路加国際病院理事長、名誉院長の日野原先生、御長寿で大変元気で有名な先生ですが、この日野原先生が厚生労働審議官の辻さんと対談をされている記事がございます。
高橋千鶴子
○高橋委員 日野原先生の貴重なアドバイスをしっかり受けとめて、国の責任を果たしていただきたいということを要望して、終わります。
ありがとうございました。
高橋千鶴子
また、日野原先生が推薦人になっておられるこの九十二歳の現役サラリーマン、そういう方々が今度うんと増えていくのかなと思っております。
刑務所の中で、これは、篤志面接委員という方も、この前、私お会いした方は百二歳であります。百二歳の方が、仕事を延長するために今二年間延長してきましたと言って御面接をいただいたときには、もう本当にびっくりいたしました。
南野知惠子
私は、そうではなくて、六十五に限らない、七十五になっても、場合によっては、例えばあの有名な日野原先生ですか、九十歳になってもお医者さんを続けられている。
菅直人
男の高齢社会でも元気な方のモデルとして聖路加病院の日野原先生、女性ではJICAの緒方理事長ということかなというふうに思いますけれども、そういう意味でこれからも是非ひとつ日本の国際貢献、(発言する者あり)えっ、いやいや、総理、国際貢献の一つの花形として大いに国民啓蒙の上でも御活躍ちょうだいしたいというふうに御期待申し上げます。
ありがとうございました。
阿部正俊
先日、憲法調査会で、聖路加の日野原重明名誉院長が公述人に来られて、私は質疑をさせていただいたんですけれども、これは憲法九条の問題に関連してだったんですが、日野原先生がおっしゃったのは、要するに、日本で徴兵制度がないんだから、若者はその徴兵制度一年か二年にかえて、海外にボランティアに行くとか、社会のいろいろなところに出かけていかなきゃいけないというのをやはり義務的にすべきなんだ。
辻惠
そういう観点に立ったときに、きょう、日野原先生が人生の大先輩としておっしゃっていただいたいろんなお言葉が非常に有益であるというふうに思います。シュバイツァーの命の尊厳ということから出発されて、他の動物、そしてそれは他の国、他の民族との共生ということを考えていかなければならない。
辻惠
次に、日野原先生に御質問させていただきたいというふうに思います。
私は、先生のお書きになられたものを何冊か読ませていただきまして、先生の医療現場を通した患者さんに対する、また個々の人生に対する非常に深い思いに感動いたしまして、きょう、先生から直接お話をいただき、質問させていただくことは大変光栄でございます。ありがとうございます。
松野博一
先ほど日野原先生のお話の中にも、これから日本国民として、日本国民が掲げた理想に関して、どの程度それを実現化していくか、その決意が問われるときだ、それを問うていかなければいけないというお話がありました。
松野博一
ただ、先ほど会長が一番最初に言われたように、高齢者がやはり伸び伸びと自由に、豊かに、命の終わりまで活発に、日野原先生が新老人の会というのを七十五歳以上の会員でやっておりますが、ああいう形での生き方が豊かにできるような社会をつくるという方向をはっきりさせないままに、こういう形で、何か生きていくことが苦しいから、つらいから、一人で寂しいから、そしてまた命を早めて終わらせた方が社会のため、世のためになるというような
木村利人
私もさまざまな施設を視察させていただく中で特に印象に残っておりますのが、平塚にございます、日野原先生などが中心になっておりますホスピスでピースハウスというのがございます、ごらんになったかどうかわかりませんけれども。
丹羽雄哉
この点で、この報告書の主任でいらっしゃいます日野原先生は、日本は五十年おくれていると指摘されているわけです。
日本は精神障害者に対しても薬漬けにしておりますし、何でも薬という風潮があるような気がいたします。障害者に対してもっと心のケアを科学的あるいは医学的に研究していくべきだとここではおっしゃっているんです。
沢たまき
私、音楽療法士をやっておりましたときに、聖路加の有名な日野原先生が、あの時代はソクラテスはアート・オブ・メディシンと言って医学というのは芸術なんだとおっしゃっておりました。進歩をするのは大変いいけれども、サイエンスだけになってしまったのは非常に残念だとおっしゃっておりました。
沢たまき
聖路加看護大学の日野原先生がそのバイオミュージックをおつくりになったわけでございますけれども、日野原学長は、音楽療法士は医療職としての心構えが必要である、学問その他を吸収して国民の健康のためにその技術や知識をうまく使う専門家でなくてはならないと意義づけをなさっていらっしゃいます。
沢たまき
それで、先ほど来、本年度から障害保健福祉総合研究事業におきまして、日野原先生のお話もございましたが、そういう調査研究項目として取り上げさせていただいたわけでありますが、そういう今までの申し上げたような状況でございますので、音楽療法士の国家資格化とか保険適用というのはその専門性とか効果との医学的評価がもっともっと確立されて、そうした段階でなるほどそのとおりだということであれば検討をしなければならないと
宮下創平
その中に、いま聖路加病院の看護大の学長になっておりますが、日野原先生が書いておりますね。現在のあれでいくと薬づけの医療ということを言われるが、どうも私のような聖路加病院に勤めている者でも始終指導ばかりしていたのでは飯が食えないので、ときにはそういうことをやらざるを得ないのだということを日野原先生あたりのお立場で書いております。
村田謙二
この法人は四十七年に設立をされておりまして、理事長は聖路加看護大学の学長をしておられます日野原先生が理事長に御就任——創設以来やっていただいておりまして、やっております事業は、生活様式あるいは生活環境が健康に及ぼす要因の研究あるいは健康における自主管理の、いわゆる自己管理の徹底教育、それから医療を支える研究システムの開発等の事業を行っているところでございます。
水田努
私は、その点で、日野原先生から、制度的なインターン制というものがなければ、国際的に見ても日本の医師の水準が下がるという心配があるのではないか、国民医療上から不安だというお話、それから教育病院というものは厳選されたりっぱなところでやらなくちゃならぬ。懸田先生から、質のいい質の高い病院で教育をする必要があるという発言がございましたが、それと反対の御意見のようにも承ったのであります。
黒木利克
○森勝治君 懸田先生にお伺いしたいのでありますが、先ほど、日野原先生のお話を——先生はお帰りになりましたが、日野原先生のお話を承っておりますと、医療、医学教育制度に何か欠陥があるかのごとき印象を私はぬぐい切れなかったわけであります。
森勝治